ジャパン・アルムナイ・アワードとは、「企業とアルムナイの新しい関係」をつくるために、先駆者として取り組む人や企業に焦点を当て、優れた取り組みや模範となる関係性を評価し、表彰するものです。

▼目次
・アワードの概要・目的
・応募要項
・審査について
・本アワード受賞のメリット
・エントリー方法
・スケジュール
・審査員コメント
・お問い合わせ先
・Q&A
・後援

本年度のアワード実施に向けて(概要と目的)

人材の流動化、少子高齢化、終身雇用制度の崩壊などによって、企業と退職者が退職後も関係性を維持することの重要性が指摘されています。こうした背景のもと、近年、アルムナイとの関係構築に取り組む組織が次々と出てきています。

しかし、新しい取り組みゆえに組織内の理解が得られないなどの課題があるのも現状です。

本アワードは「組織とアルムナイの新しい関係」をつくるために先駆的に取り組まれている人や組織の事例を可視化・周知するとともに、世の中への理解を促し人と組織の成長を目指して昨年に設立されました。

あれから1年。ジョブ型制度や人的資本経営の導入などを背景として、この動きはますます加速しています。

本年度は、アルムナイ立ち上げの取り組みに加え、既に立ち上げた事例がどのような「進化」を見せているのかにも着目します。

どうか、ふるってご応募ください。

応募要項

表彰対象

・自社のアルムナイと良好な関係性を築いている(または築こうとしている)企業・団体

・自社のアルムナイと良好な関係性を築いている(または築こうとしている)役員や従業員

・過去在籍した企業・団体と良好な関係を築いている個人

・アルムナイ同士で良好な関係性を築いている個人

※自薦・他薦は問いません(他薦の場合は事務局より推薦対象の方ないし企業・団体に公表の可否確認を行います)

応募条件

・日本国内に事業所を有すること

・応募時点までの過去3年間において、労働関連法に関して重大な違反がないこと

・反社会的な勢力とのつながりなど、社会通念上、表彰にふさわしくないと判断される問題がないこと

※表彰の目的を損なうような行為もしくは虚偽の記載等があった場合、応募を無効又は受賞を取り消すことがあります。

応募テーマ

1.アルムナイネットワークの発足背景

発足の動機・背景を評価いたします。発足準備中の段階でも応募可能です。

2.アルムナイネットワーク発足フェーズの取り組み

アルムナイネットワーク発足フェーズでの取り組み内容・姿勢を評価いたします。

3.アルムナイネットワーク運用フェーズの取り組み

アルムナイネットワーク運用フェーズでの取り組み内容・姿勢を評価いたします。

4.アルムナイと企業・団体、アルムナイ同士の関係性

上記「表彰対象」に記載した関係性について、関係構築の過程や具体的な事例を評価いたします。

5.その他

その他のアルムナイと企業・団体の優れた取り組みや規範となる関係性を評価いたします。

審査について

審査基準

主に以下4項目に則り、審査をいたします。

1.新規性・独自性

2.展開性

3.社会・企業・個人への影響度

4.持続性

審査員(敬称略)

  • アルムナイ研究所 所長 酒井 章  
  • 株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役 島田由香
  • 株式会社マネーフォワード 取締役執行役員 CFO 金坂直哉
  • 株式会社ハッカズーク 代表 鈴木仁志
  • 山形大学学術研究院 産学連携教授 岩本隆

本アワード受賞のメリット

  • アワードを受賞した企業・団体・個人の方への盾、アワード受賞ロゴのご提供
  • 受賞企業・団体・個人と審査員の対談 

エントリー方法

以下より応募シートをダウンロードいただき、項目にご記入の上、事務局までご送付ください。

メールソフトが起動しない場合は、メールアドレスを直接入力してお送りください。

Japan.alumni.award@hackazouk.com

スケジュール

以下スケジュールを予定しております。

応募期間2022年8月17日(水) 〜 2022年9月20日(火)
審査2022年10月上旬
審査結果通知2022年10月中旬
表彰式開催2022年11月9日(水) 14:00~16:00
※表彰式はオンラインを想定しております。                           

審査員コメント

アルムナイ研究所 所長 酒井章

昨年、第1回の「ジャパンアルムナイワード」を開催し多数の応募を頂戴しました。その数もさることながら、ご応募頂いたすべての取り組みから伝わる大きな「熱量」に審査員一同大きな感銘を受け、アルムナイの可能性の広がりを実感させて頂きました。

いま、「株主資本主義」から「ステークホルダー資本主義」へのシフトを背景とした人的資本経営の潮流が、アルムナイへの追い風と言われます。だからこそ、本アワードは「思いを持って尽力されてきた企業や実践者の方々に光を当てることで、これからアルムナイネットワークの立ち上げを考えていらっしゃる、あるいはアルムナイネットワークのさらなる発展に尽力されている皆様の背中を押す」軸をぶらすことなく、日本における“品格のある”アルムナイ活動を応援したいと思います。

株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役 島田由香

今年もこのアワードに関わらせていただけることに本当にワクワクしています。全てのご応募がすばらしく、読んでいるだけで応募くださったお会社の想いとエネルギーが伝わってきて、『いいねぇ〜これ!』と何度唸ったことか!

コロナの影響によるさまざまな新しい体験を経て、私たちはより、生き方・働き方を考えるようになり、無意識であったとしてもより幸せである方を選び始めていると思うのです。私たちの幸せに欠かせないもの、それは人と人との関係性です。全ての人のそれがより良いものであることを心から願っています。

「企業とアルムナイの新しい関係」は、企業の数だけ、アルムナイの数だけあるのだと思います。このアワードを通じて、今年もたくさんの方に気づきと前向きな気持ちがもたらされることが本当に楽しみです!

株式会社マネーフォワード 取締役執行役員 CFO 金坂直哉

ベンチャー企業を経営していると、財務諸表には現れない人材の価値、いわゆる人的資本の価値を強烈に感じます。特に我々のようなIT業界では特にです。

同時に、多様な経験を有する人材の育成、確保という観点からは複数の異なる企業で働く経験の価値は非常に高く、それゆえアルムナイとの関係性や活用は今後企業経営における大きなテーマになってくるものと考えます。

本アワードで、アルムナイとの先進的な取り組み事例と多く出会えることを楽しみにしています。

株式会社ハッカズーク代表 鈴木仁志

昨年開催した第一回目の「ジャパン・アルムナイ・アワード2021」には、熱い想いがつまったたくさんのご応募をいただきました。

その後、人的資本経営への注目の高まりなどをうけ、アルムナイに関する取り組みを開始する企業はこの一年間で急増しました。

アルムナイが文化としてこれから日本に根付いていくためにも、本アワードでは、強い思想があり、そして企業にとっても個人にとっても持続性のある取り組みにスポットライトを当て、後押しをしてきたいと思います。

山形大学学術研究院 産学連携教授 岩本隆

企業が退職者との関係をマネジメントする「Alumni Relations Management(アルムナイリレーションズマネジメント)」は、企業のビジネスへの直接的なインパクトもありますが、それ以上に間接的なインパクトがさまざまな観点から大きいと思われます。

さまざまな間接的なインパクトまで視野に入れた戦略的なアルムナイリレーションズがどのレベルで実行されているかという視点で応募企業の各事例を見てみたいと思います。多くの先進事例が見いだされることを楽しみにしています。

お問い合わせ先

ジャパン・アルムナイ・アワード実行委員会 事務局

E-Mail:japan.alumni.award@hackazouk.com

ジャパン・アルムナイ・アワード実行委員会について

ジャパン・アルムナイ・アワード実行委員会は、日本から人と組織の未来を創るプロジェクトとして、株式会社ハッカズークとアルムナイ研究所が運営母体となり発足しました。本アワードの企画・運営を行います。

Q&A

アルムナイの取り組みを実施する動機や背景を評価いたしますので、準備中の段階でもご応募可能です。 

「企業とアルムナイの新しい関係」につながる内容であれば、企業以外の団体もご応募可能です。判断に迷われた場合は事務局(japan.alumni.award@hackazouk.com)にご連絡ください。

後援

一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 / 特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会/ 日本人材マネジメント協会